ECサイトの今後の展望は?

特別なサービスを受けられる有料会員制の普及

あると便利な存在から、ないと困る存在へと変わりつつあるECサイト。近所の商店街がまったく機能していないので、ECサイトがないと電球一つ買うことができないという人も少なくないでしょう。
では、それだけ多くの人にとって身近な存在になってきたECサイトは、今後、どうなっていくことが考えられるのでしょうか。まず挙げられるのが、会員の差別化でしょう。既にいくつかの大手ECサイトで実施されていますが、毎月、あるいは年一回、お金を払うことで特別なサービスを受けられるようにする有料会員枠を設けるのです。ECサイトにとっては商品の売り上げ以外の定収入ができますし、客は有料会員になることで配送料の無料化などを受けられるようになり、WIN-WINの関係を築けます。

物だけではなくサービスや技能が売られるようになる

商品として扱うもののジャンルが増えることも考えられます。現在、ECサイトで扱われているものは家電、衣服、食料品など、物が中心ですが、今後はサービスを提供するようになるかもしれません。たとえば、一部のECサイトで始まっているのが法事や法要に呼ぶお坊さんを注文できるというサービスです。地方から都市部に出てきて、お寺との付き合いがまったくないという人にとっては、ECサイトを通じてお坊さんを呼べるのは便利といえるでしょう。
個人が気楽にECサイトを運営するようになる可能性も高いです。「注文を受けてイラストを描く」といった風に、技能を販売する流れは既に出てきています。仮想通貨が普及すれば個人同士でも気軽にお金のやりとりができるようになるので、そうなればさらに流れは加速するでしょう。